僧侶になるために

  • 1
    「日本の未来の心に貢献したい」
    「仏道を求めたい」

まずは、他人様の声ではなく、

自身の心を強く持つことが大切です

  • 2
    専業として考えるか、
    副業として考えるか?

僧侶は、公務員ではありません。

生活が出来なくなるリスクは、

多くあります。

また、世間に出れば、24時間365日

僧侶・聖職で在ることを求められます。

そして、残念ながら、

福利厚生も、ほとんどの寺院では

ありません。家族を持つなら、

なおさら大変になる状況です。

しかし、

本願寺の職員さんになる道など、

生きる道はありますが、まずは、

ご自身が職業として

どのように生きていきたいのか?

そこまで見通していなければ、

流れに任せるだけでは

切り拓けない職業です。

  • 3
    得度を受ける

「僧侶」になるには、

僧侶の籍を置いてもらえる

寺院との約束がある者でなければ

「得度(とくど)」を

受けることが出来ません。

僧籍を置くには、

毎年1万前後の賦課金(ふかきん)を

所属の寺院にお支払いすることも

必要になります。(お支払いについては

所属寺院のルールに沿います)

それらの流れを作ることも必要です。

もし、ひとたび、僧籍を置く者が

問題を起こしてしまえば、

所属寺院の名前に

社会的な傷がつきます。

そのことが、どれほどの

マイナスな行為になるのか?

そこまで考える必要があります。

  • 4
    所属寺院との関りも大切に
    僧侶活動を行う

ここでようやく僧侶としての

スタートを切ることになります。

その、スタートを切られてからも、

ひとたび、世間を見渡せば、

職業として、

コロナ禍でも助成金が無く、

ボーナスや有給休暇も無い、

定休日も無いような状況が

当たり前にありますので、

自身の気持ちとのバランスが、

最後の決め手になります。

僧侶になられる方の

ほとんどは、大卒ですので、

違う職業へ行ける権利も

多く持ち合わせます。

その中で、

僧侶を選ばれる気概は

私は好きです。

頑張られて下さい。

ともに歩んでまいりましょう。合掌