住職について

  • 1
    西宮市の寺院出身
  • 2
    龍谷大学仏教学科卒業
  • 3
    本願寺勤式指導所卒業
  • 4
    広島呉市の寺院にて法務
  • 5
    大阪府大東市の寺院にて法務
  • 蓮生寺住職(平成27年5月就任 現在に至る)

 

私が高校生の時、

当時は、オウム真理教のニュースが

テレビを通じて巻き起こっており、

宗教の怖さと、また、

法人としてのルールを守ることの大切さを

私なりに感じていました。

そこから、本願寺派の大学と、

お経や、作法を専門に学び、

広島県呉市の島の寺院で住み込み

修練を積みました。

今でも、当時の四季の中での

風景を、よく覚えています。

ときに懐かしく、神戸に来て、

一度だけ、こっそりと、

足を運んだこともありました。

ただ、当時に、

1つだけ問題を感じていたのは

私自身が、お通夜や、ご葬儀で

独り立ちが出来るほどの

経験を積むことが出来ないことでした。

そのことは、

私にとって、大きな問題でしたので、

やがて、

縁があった大阪のお寺に

務めることが出来ました。

この寺院のおかげにより、

数千件のご法事や、

数万件の月参りや、

何百という数のご葬儀との

ご縁をいただくことができ、

日々、鍛錬を積むことが出来ました。

笑い話ですが、

1年間の走行距離が、

10万キロを超えており、

大阪の一部の地域だけで、

約、地球3周分を

走り回っていた計算となり、

驚きました。

今でも、

ご縁をいただいた方々を

よく覚えています。

まだ、30歳前後の若さで

あったのにも関わらず、

みな、やさしくしていただき

感謝しています。

 

それら、

僧侶としての基本と、

僧侶としての経験をいただき、

私は新長田の寺院、

蓮生寺に来ました。

 

また、これから、

蓮生寺と、ご縁がある方も

おられると思います。

ゆっくり、

一緒にお話しができることを

楽しみにしています。合掌