住職について

  • 1
    西宮市の寺院出身
  • 2
    龍谷大学仏教学科卒業
  • 3
    本願寺勤式指導所卒業
  • 4
    広島呉市の寺院にて法務
  • 5

    大阪府大東市の寺院にて法務

  • 蓮生寺に赴任 (平成25年9月)
    蓮生寺住職就任(平成27年5月)

 

【私が蓮生寺に赴任した経緯】

まず、蓮生寺の前住職が

素晴らしい方でした。

私は、大阪のお寺で勤めている時に

本願寺からの連絡を受け、

蓮生寺の後継について

考える機会をいただきました。

その時点では、詳細は分かりませんが、

何やら、跡取り様のことで

難しいことが、二度も起きたとのこと。

そして、前住職が、

諦めずに、本願寺に後継者の

依頼を出されたという流れでした。

それが、平成24年12月頃の

ことでした。

私は、ちょうどその時に、

勤めていた寺院の関連で、

東大阪のお寺の副住職の話を

いただいていました。

蓮生寺は、神戸市長田区です。

どちらも素晴らしいお寺です。

 

阪神淡路大震災のとき、

私は西宮で被災し、

ビルの倒壊もあるなど、

大きな被害でしたが、

震災直後のある日、

私は自転車で

2号線をただひたすら、

長田区に向かって

漕いでいました。

当時、私に長田区には、

私の身内もいておらず、

学校の友人が数名しか

いておりませんでしたが、

「何かの役に立てれば」と思い、

進んでいました。

すると、

ほぼ全ての道が、凸凹で、

自転車でも時間がかかり

神戸の灘あたりまで

来た時に、そこからの

道が大変すぎて

自転車では進めなくなり、

結局は諦めた記憶がありました。

その、目指した長田のお寺様が

困られている状況を

受け止めさせていただき、

考えることができました。

それは、

前住職の功績が素晴らしいことは

疑いようがない状況であるにも

関わらず、どうしてか、

うまくいかなくて

前住職が困られている。

これは、どういうことか?

お寺社会で生きてきた私には

すぎに、明確に、

その原因が分かりました。

そして、

蓮生寺を、長田区に残すべき。

そのようにも思いました。

誰が、何を考え、どのように振る舞い

何を狙っているのか?

そして、その先に、

蓮生寺が蓮生寺でなくなることも

明確に見えていました。

それもそれで、

蓮生寺というお寺が

歩むべき道なのかもしれない。

それが、自然の摂理とも

理解できますが、

それが、もし、

人為的なことで、

消滅していくことを、

私は気が付きながら、

長田区から

素晴らしいお寺が

消えていく様を

見過ごすことが出来なかった。

それが理由で、

私は蓮生寺に赴任し、

そして、

裁判を起こされたとしても、

完全に、蓮生寺を守り切る。

それこそが、私の使命でしたので、

この度の裁判でも、

何も驚くことは無く、

私でなくとも、誰かが、

「蓮生寺の後継」という立場に

立たれれば、必然と

起きる流れが、蓮生寺には

根付いていたので、

私にとっては自然なことでした。

それよりも、

この流れを、

前住職も、その他の僧侶も

見えていなかったことで、

多大な苦しみを得ていたことが

何とも言えない気持ちと

なるばかりでした。

そのように、

蓮生寺に赴任とは

簡単なようで、

火中の栗を拾う覚悟が

必要なことでした。

その危険性が見えていたとしても

蓮生寺の前住職の理念は

本物であり、

人為的に消滅させられては

いけない。

そのように思わせていただけるほど

立派な住職様がおられたことで

私は、蓮生寺に赴任することを

決めました。

今は今で、

その選択・判断・行動は

間違っていなかったと

思っています